この記事では、より良い図面を作成するための便利なツールを紹介します。
プロパティについては、別途こちらの記事を参照してください。
コンベヤのプロパティ
[ツール] セクションで[プロパティの編集...] ボタンをクリックすると、[コンベヤのプロパティ] ダイアログ ウィンドウが開きます。
このプロパティは、図面内のすべてのコンベヤ名が左側に表示され、そのプロパティが右側にリストされる特別なダイアログです。これにより、数百または数千のコンベヤからなる大規模なコンベヤシステムで各コンベヤを編集することなく、多数のコンベヤのプロパティを容易に編集することが可能になります。
このダイアログの左上には、[すべて]、[選択]、[モデル]、[タグ]の 4 つのタブがあります。これらはコンベヤのグループを選択する方法です。
タブ | 説明 |
すべて | 図面内の各コンベヤ |
選択 |
現在選択されているすべてのコンベヤを一覧表示します |
モデル |
特定のモデルのすべてのコンベヤを一覧表示します。 現在は「CT」のみです。 開発者向けメモ: custom/materialHandling/products/conveyors/convSnapper.cm の modelNo() 関数をオーバーライドします。 |
タグ |
CET 内の特定のタグの下にあるコンベヤを一覧表示します。 |
コンベヤ名を生成
このツールでは、プレフィクス(接頭辞)、番号、サフィックス(接尾辞)を設定して、一度に多数のコンベヤに名前を付けることができます。
ツールアイコンをクリックすると、設定がクイック プロパティとして表示されます。
コンベヤの命名規則にプレフィクス(接頭辞)、番号、サフィックス(接尾辞)を設定できます。[付加]の項目では、接続するコンベアから別のコンベアへの数の増加単位を設定できます。
名称付与の方法はシングルとラインの2種類があります。
Single | Line |
ポリラインで挿入
このツールを使用すると、ポリラインのようにコンベアを挿入できます。その後クリックするたびに、マウスの位置に応じて直線または曲線のコンベアが挿入されます。
ツールをクリックすると、クイック プロパティにその設定が表示されます。
最初に、このポリライン全体で、どの直線または曲線のコンベヤ部品を使用するかを決定します。最初のクリックでコンベア ラインの開始点が確立され、その後のクリックでポリラインの新しいセグメントが開始します。
レイアウトが完了したら、セグメント タイプで閉じるを選択して最初のコンベアの始点に接続するか、挿入ボタンをクリックしてコンベアのライン確定し作成します。
挿入中に高さを変更できます。床からの高さプロパティから挿入セグメントの終了時の高さを設定します。
ポリライン挿入中にBF (フレーム間)を変更すると、挿入中のすべてのコンベアのBF値が変更されます。
始点と終点を指定して挿入
2 つのコンベヤの端同士を簡単に接続できる便利なツールです。2つのコンベヤ間でレイアウト可能なルートを予測し、直線および曲線のコンベアを自動的に作成します。
最初にツールをクリックすると、クイック プロパティにコンベヤの設定が表示されます。これは、自動挿入用の直線コンベヤと曲線コンベヤを設定するためのものです。
まず、始点となるコンベヤの端をクリックし、次に 終点となるコンベアの端をクリックし、始点と終点を確定します。次に、曲線コンベアの角度 (30、45、60、90 度) を選択します。最後に、カーブの開始位置と終了位置を指定します。
ローラーベッドにスキューを適用
ローラーベッドは、搬送物(MTBH) の位置決めのためにローラーに対してある程度のスキュー角度を持つことができます。このツールを使用すると、ローラーベッドを備えたコンベアのスキュー角度を設定できます。対応製品は次のとおりです。
- ストレートベルト駆動ローラーユニット
- ストレート蓄積ユニット
- ストレートMDR蓄積ユニット
- ストレートグラビティユニット
ツールをクリックすると、クイック プロパティに 4 つのスキューの選択肢が表示されます。
ターゲットのコンベア上にマウスを移動すると、コンベアが濃い青色のボックスで強調表示されているのが表示されます。これは、アニメーションをコンベアに適用できることを意味します。
コンベアをクリックすると、コンベアにスキューが適用されます。
立面図作成
立面図ツールは、コンベアの側面を確認するのに役立ちます。別のウィンドウが開き、定義された領域内のあらゆるものの 2D 立面図が表示されます。
最初に、立面図の領域を定義する必要があります。ツールを選択し、まずは目的の領域の左上をクリックして、立面図の回転方向と幅を選択します。最後に、領域の奥行を定義します。
領域の[立面図]矢印または線をダブルクリックすると、別のウィンドウが開き、立面図ビューが表示されます。ここで、測定値やテキストなどを挿入できます。完了したら、 用紙ビュー にビューポートをコピーツールを使用して用紙ビューに挿入できます。
任意のポイントに高さラベルを追加
このツールは、選択した任意の地点と床の間の高さを測定し、測定値をコンベアの側面に配置します。
[レベルまで(To Level)]プロパティが無効になっている場合、ポイントから1 階フロアの間の高さが測定されます。有効にすると、ポイントとそのポイントが配置されているレベル/階層のフロア間の高さを測定します。
コンベヤに装飾ラベルを追加
このツールを使うと、コンベアの側面に画像を挿入できます。挿入後、画像をダブルクリックするとファイル エクスプローラーが開き、任意の画像を選択できます。
フロー矢印
フロー矢印ツールでは、搬送物が流れる方向を追加できます。
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