凍結したコンポーネントは、印刷したドキュメントやレンダリングには表示されません。 2Dと3D図面ビューで編集または移動もできません。 つまり、選択したコンポーネントが影響を受けることなく、図面の一部の作業を行うことができます。

図面内のコンポーネントを凍結すると、凍結したコンポーネントの3Dグラフィックが非表示になるため、CETデザイナーの処理速度を上げることができます。

コンポーネントを凍結するには、次の手順に従います。

1. 凍結するコンポーネントを2Dまたは3D図面エリアで選択します。
2. 選択したコンポーネントを右クリックして、コンテキストメニューから凍結を選択します。 選択したコンポーネントは、2Dと3Dの両方の図面ビューで、灰色のアウトラインとして床に表示されます。
3. 2D図面ビューで凍結したオブジェクトの詳細を確認したい場合は、凍結したオブジェクトが選択された際に表示されるプロパティボックスのチェックボックスをオンにします。 チェックボックスには、「固定の2Dを表示」と表示されます。
   

2Dビューでは、凍結した小さなオブジェクトとグループは、大きなオブジェクトのグループの上に表示されます。

凍結したアイテムにマテリアルを適用

オブジェクトが凍結している場合、スキームマネージャーの適用先の凍結オプションをチェックすることにより、オブジェクトを解凍せずに、スキームマネージャーで選択したプロパティを適用することができます。

凍結したコンポーネントの色

2D図面ビューでは、コンポーネントのサイズによって灰色の色合いが異なります。オブジェクトが小さいほど、灰色が明るくなります。

非常に大きな凍結オブジェクトは、塗りつぶされた大きな長方形ではなく、濃い灰色の枠で表示されます。

凍結したコンポーネントの解凍

凍結したコンポーネントを解凍するには、図面エリアで凍結したコンポーネントを右クリックし、コンテキストメニューから解凍を選択します。

ツールメニュー

凍結、解凍、その他の関連機能は、ツールのドロップダウンメニューから選択することもできます。

その他を凍結

選択したオブジェクト以外のすべてのオブジェクトを凍結することができます。 これを行うには、次の手順に従います。

1. コンポーネントを選択します。
2. ツールのドロップダウンメニューからその他を凍結を選択して、選択されていないすべてのコンポーネントを凍結します。

すべてを解凍

凍結しているすべてのコンポーネントの解凍を素早く行うために使用します。