プリコンフィギュレータについて
プリコンフィギュレータは、ASRS クレーンのコンポーネントとプロパティを事前に決定するために使用します。プリコンフィギュレータを使用する利点は次のとおりです。
- 複数の構成を作成可能
- 図面に配置する前にASRSクレーンをカスタマイズ可能
- 設定を保存して再利用可能
プリコンフィギュレータの操作
開くには、設定コンポーネント セクションで[プリコンフィギュレータ]をクリックするとダイアログ ウィンドウが開きます。
1. 新規追加、複製、削除、名前変更の各ツールは、プリコンフィギュレータツールで構成のタブ (タイプ) を作成および編集するために使用されます。
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- 新規追加:新しいタブ/タイプが追加されます。
- 複製:選択したタブ/タイプのコピーが追加されます。
- 削除:選択したタブ/タイプが削除されます。
- 名前を変更:タブ/タイプ名が編集可能になります。
- 削除および名前変更機能はデフォルトタブでは使用できません
2. ここにはタブ/タイプが配置されています。各タブは新しい構成を表します。選択したタブの構成は、製品を図面に配置するときに使用されます。
3.このセクションには、コンポーネントの種類がリストされています。各コンポーネントには、構成を作成するために使用される特定のプロパティ セットがあります。
4.このセクションでは、コンポーネントのタイプの プロパティを表示および編集します。
5. プレビュー ウィンドウでは 、スクロール インおよびスクロール アウトしてズームしたり、クリックして押したままにしてオブジェクトを回転したりできます。これらのオブジェクトは現在のプロパティを反映しており、変更があれば更新されます。
6. [保存]ボタンをクリックすると、選択したタブ/タイプのみが保存されます。タブ/タイプが複数ある場合は、それぞれを個別に保存する必要があります。これらのファイルはローカルに保存されるため、移動や共有ができます。[読み込み]ボタンを使用すると、以前に保存した構成を参照できます。
コンポーネントの種類
クレーン
ASRSクレーンは、倉庫や配送センター内で商品を持ち上げ、輸送・保管するために使用される自動保管および回収システム (ASRS) の主要コンポーネントです。これらのクレーンには通常、さまざまな種類の貨物を取り扱うための特殊なグリッパー、フック、またはパレット フォークが装備されています。コンピューター システムによって制御される ASRS クレーンは、保管施設内のトラックまたは通路に沿って移動し、特定の保管場所にアクセスして、正確かつ効率的にアイテムを保管または取り出します。
クレーンのプロパティ
各プロパティの定義:
必要に応じて、速度と加速度の追加のプロパティ値を入力できます。クレーンの材質は、 [材質]ドロップダウンから選択できます。
方向を逆にすると、クレーンがデフォルトの配置から 180 度回転します。
レールオプションは、システムにクレーンを配置するときに作成されるレールに影響します。 開始延長の長さと終了延長の長さは、レールがラック システムからどのくらい延長されるかを示します。また、レールの厚さ、上部ガイドレールの幅、下部ガイドレールの幅をカスタマイズするための値を入力することもできます。
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